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家族葬とはどういう葬儀?特徴や費用、当日の流れを詳しく紹介します。

家族葬って何?普通の葬儀とどう違うの?

初めて家族葬というのを聞いた時にこう思った人も多いのではないでしょうか?

家族葬とは葬儀の一つであり、一般的な葬儀と違うところが数多くあります

親族のみで葬儀を挙げたい時は家族葬という選択肢があるので、是非とも検討してみてはいかがでしょうか。

それでは、家族葬とはどういった葬儀なのか、一般的な葬儀と何が違うのか、家族葬の当日の流れなどについてご説明しましょう。

これから家族葬をしようか検討している人は、是非とも参考にしてみてくださいね。

この記事で分かること

家族葬とは家族や親族などで行う少人数の葬儀!
家族葬を行う時の流れ
家族葬にお呼びしない方には訃報通知を送ろう!
家族葬は一般的な葬儀を行うよりも安く費用が抑えられる!

家族葬とはどういう葬儀?一般的な葬儀との違いはあるの?

家族葬とはどういう葬儀?一般的な葬儀との違いはあるの?

家族葬という言葉を初めて聞いた時、一般的な葬儀と何が違うのか気になる人もいるのではないでしょうか。

家族葬は様々な葬儀の種類の一つであり、今現在でも家族葬を行うケースは増え続けています

それでは、家族葬とはどういった葬儀なのか、一般的な葬儀との違いはあるのかご説明しましょう。

家族葬について解説します

家族葬とはその名の通り家族や親族のみで葬儀を行うことですが、実は家族葬には明確な定義があるわけではありません。

家族や故人の親しい友人中心とした少人数で葬儀を執り行うことを家族葬と呼んでいる傾向にあります。

この家族葬は年々利用者が増え続けており、2021年には家族葬にあたる葬儀が9割以上を超えているとも言われているほどです。

家族葬は参列する人数が少ないことから、大人数で行う葬儀と違って気兼ねなく自分たちの葬儀のスタイルで弔うことができるのが大きなメリットです。

ただし、家族や親族間で家族葬を行うことに反対されるケースも考えられます。

家族葬が浸透してきているとはいえ、誰もが家族葬に納得するわけではありません

一般的な葬儀を行って多くの弔問者を呼んで盛大に弔ってやりたいと考える人もいるでしょう。

そういった人たちをいかに納得させられるかが家族葬のポイントです。

一般的な葬儀との違いはあるの?

一般的な葬儀との大きな違いは、何より参列する人の人数が少ないことが挙げられます。

一般的な葬儀では故人の親しい友人から会社の同僚、上司、親戚など多くの人を呼ぶ必要性がありますが、場合によっては数十人どころか数百人以上が参列することも珍しくありません。

あまりにも多くの参列者が故人を偲んでくれるとはいえ、対応するのは遺族です

多くの人数に対応するほど遺族の負担が大きくなってしまうでしょう

しかし、家族葬には以下のようなメリットがあります。

家族葬のメリット

遺族の負担が減る
故人を偲ぶ時間が増える
高齢の参列者を呼ばないで済む

家族葬は家族や親しい友人しか呼ばないので、少人数で葬儀ができるのが大きなメリットです。

少人数であれば故人を偲ぶ時間が大幅に延びますし、ゆっくりと見送ることができるでしょう。

また、参列者の高齢化も懸念されます。

近くに住んでいるならまだしも、遠方に住んでいる人を葬儀に呼ぶのは体力的にかなりの負担がかかるでしょう。

こうした事情で故人と関係があった人も参列できないこともあります。

さらに、職場や親族同士、近所付き合いも希薄になっているケースも散見されるため、家族葬が頻繁に行われているのではないでしょうか。

家族葬の当日の流れについて解説します

家族葬の当日の流れについて解説します

家族葬の当日の流れは、以下の通りです。

STEP.1
ご危篤
STEP.2
ご逝去
STEP.3
葬儀社へ連絡
STEP.4
お迎え
STEP.5
ご安置
STEP.6
打合せ
STEP.7
お通夜
STEP.8
葬儀、告別式

以上の流れで家族葬を行うので、家族葬を行う場合はどのような流れになるのか事前にチェックしておきましょう

それでは、家族葬を行う時の流れについてご説明しましょう。

ご危篤

もしも危篤状態になったら、慌てず冷静になって誰に危篤の連絡をするか決めましょう

慌てて自分もそばから離れてしまっては意味がないので、確実に連絡が取れる方法で連絡を取ります

また、突然危篤状態になることを想定して、以下の準備を行っておきましょう。

危篤状態になることを想定して準備すること

危篤状態の時に誰に連絡するのかまとめる
宗教や宗派を確認
事前に葬儀社を決めておく

家族葬を行うとなればやることが多くなるので、事前の準備が大切です。

もしも連絡が取れなかった場合は、自分の名前と住所、連絡先、危篤になっている方の状況、現在の居場所などを簡単に伝えましょう。

なお、葬儀社を決める時は逝去された時に病院から紹介されることがありますが、必ずしもその葬儀社がベストだとは限りません。

特に葬儀社を決める上で重要になるのが、以下のポイントです。

ここにタイトル

知識や経験が豊富にあるか
段取りがスムーズに進められるか
実際のイメージと異なっていないか

知識や経験がない葬儀社の場合は配慮に欠けている可能性が高く、後で納骨できなかったり菩提寺に迷惑をかけてしまったりと様々なトラブルに発展する可能性があります

また、葬儀の日程は葬儀だけでなく、宗教者、霊柩車、火葬場などと上手く調整して遅れがないように綿密なスケジュールで行われます。

もしも適当な段取りでスケジュール通りに進められなかった場合、日程の組み直しが発生して後日ということになりかねません

さらに、葬儀社によっては最初に提示していた金額が、最終的に一般的な葬儀を行うのと変わらない金額になってしまうこともあります

このような葬儀社は広告金額や葬儀のイメージが異なるケースが多いため、一層葬儀社の比較が必要です。

必ず複数の葬儀社を比較してベストな葬儀社を決めておきましょう

ご逝去

ご逝去なされた時は、自宅で逝去されたのか、病院で逝去されたのかで手順が違います。

自宅で逝去された場合は主治医に連絡をして、自宅で死亡判定をしてもらいます

その後、医師から死亡診断書を受け取り、葬儀の準備に入っていきます

病院で逝去された場合は看護師が故人の身体を拭いて清めていきます。

そして遺体安置所に移動されます。

これから葬儀の準備を始めるので、まずは医師から死亡診断書を受け取り、退院の準備をして入院費を支払います

葬儀社へ連絡

あらかじめ決めておいた葬儀社へ連絡します。

お迎え

葬儀社に連絡すると、病院や自宅まですぐにお迎えに来てくれます。

病院では長時間ご遺体を安置することができないので、自宅や専門施設、葬儀社が用意した場所など、どこに移動させるのかあらかじめ決めておきましょう

ご安置

自宅や専門施設、葬儀社が用意した場所など、あらかじめ決めておいた場所にご遺体を安置します。

打合せ

ここで葬儀社と打ち合わせを行っていきます。

打ち合わせで決めるのは葬儀の内容や日程などですが、自分だけでなく他の遺族の希望を聞き届けてくれるかも重要です。

後は葬儀場、火葬場、霊柩車などの都合も合わせて相談しながら決めていきます。

段取りが良い葬儀社であれば故人が亡くなった悲しみが癒えないまま葬儀の準備を進めなければならない遺族の代わりに尽力してくれるので、非常に頼りになるでしょう。

さらに、打ち合わせの中で重要になるのが、喪主は誰が行うのか、菩提寺の確認などです。

喪主を決める時のポイント

故人と一番血縁が近い人が喪主を務める
夫が亡くなったら妻が喪主を務める
妻が亡くなっていて子どもがいる場合は子どもが喪主を務める
子どもが喪主を務めることができない場合は兄弟や姉妹、両親が喪主を務める

喪主は基本的に誰がやってもいいのですが、マナーとして故人と一番血縁が近い人が喪主を務めていきます。

夫が亡くなったのであれば妻が喪主を務めますが、妻が亡くなっていて子どもがいる場合は子どもが喪主を務めます。

ただ、子どもがまだ成人を迎えておらず、とても喪主を務めることができない場合は兄弟や両親が喪主を務めることになるでしょう。

また、この時点で誰を葬儀に呼ぶのか決めておきます。

家族葬は少ない人数で行われる以上、最低限誰を呼ぶ必要性があるのか決めましょう。

そして葬儀の日程を決めるために菩提寺の確認をしていきます。

中には菩提寺がないケースもあるため、有無を確認することはとても大切です。

菩提寺がある場合は菩提寺に葬儀を行う日程を確認しましょう

なお、葬儀を行う経験はそうそうないので分からないことが非常に多いため、何か分からないことや不安なことなどがあれば葬儀社になんでも相談するのがおすすめです。

お通夜

葬儀社との打ち合わせが完了したら、次にお通夜の準備をします。

準備の際に行うのは、家族葬に招く人に訃報の連絡を入れること、供物や副葬品の準備、喪服などの身支度です。

準備が出来次第、お通夜を行います。

事前に式場全体の確認を行ったり、お花や弔電の確認を行っておくと負担が少なくなります。

葬儀、告別式

いよいよ家族葬と告別式をを行っていきます。

とはいえ、人数が少なくても流れは基本的に一般的な葬儀と変わりません

葬儀を行う日は当日の流れをしっかりと把握し、副葬品の用意と確認火葬場に同行する人の確認を行っていきます。

特に副葬品は火葬場によって規制がかけられていることがあるので、事前に確認する必要性があります。

家族葬での注意点

家族葬での注意点

家族葬を行う上で注意しておきいのは、参列者を限定することによる落とし穴があること、そして呼ばない参列者に対するマナーです。

家族葬ということで本当は参加したかった人とのわだかまりが起こらないようにするには、事前に対処する必要性があります。

それでは、家族葬での注意点についてご説明しましょう。

参列者を限定することによる落とし穴

家族葬は少人数で行うものですが。特に注意しておきたいのは参列者を限定してしまうことです。

家族や親族などは問題ないかもしれませんが、故人の友人や知人が葬儀に参列したいと思っているのに呼ばれなかったという事態になる可能性があります

葬儀に呼ばれなかったら納得がいかない葬儀を行ってしまうことになるので、残された人が納得できるような葬儀を行うことが大切です。

もしも連絡をせずに身内で家族葬を行った場合、葬儀に呼ばれなかった人が弔問に来る可能性があります

弔問に来てくれた人を追い返すようなことはできませんが、弔問者から香典や供物が渡された時はそのお返しをしなければなりません

必ずしなければならないというわけではありませんが、お返しをするのがマナーなので予想だにしない費用が発生してしまいます。

また家族葬を行う場合は一般的な葬儀よりも参列者が少ないため、もらえる香典の総額が少なくなります。

香典をあてにしている人にとって、家族葬は向いていないかもしれません。

家族葬は近年になって行われるケースが増えているとはいえ、その受け取り方や解釈は人によって大きく違います。

全員を納得させるのは難しいかもしれませんが、事前にどれだけ誤解がないように知らせられるかどうかが重要です。

マナーとしてお呼びしない方に訃報通知を送ること

家族葬に呼ばれなかった人は、なぜ呼んでくれなかったのかと遺族が責められる可能性があります

これは家族葬を行う際に前もって訃報が知らされなかったために起こるトラブルなので、事前に訃報を通知していれば起こりませんでした。

したがって、家族葬にお呼びしない方にはマナーとして訃報通知を送りましょう

訃報通知には身内だけで家族葬を行う旨を伝えた上で、なぜ身内だけで家族葬を行うことになったのかを説明します。

家族葬の平均的な費用

家族葬の平均的な費用

家族葬の平均的な費用は、約96万円とされています。

これは鎌倉新書で2020年2月に行われた「お葬式に関する全国調査」により、算出された平均費用です。

家族葬でも高いと感じる人もいるかもしれませんが、一般的な葬儀にかかる平均費用は約150万円となっているので、家族葬よりもかなり高めになっています。

あくまで平均費用なので葬儀に呼ぶ人数やお布施などで必要になる費用が変動することを忘れてはいけません。

一般的な葬儀に比べて家族葬の費用が低いのは、参列者を呼ぶ人数が少ないために斎場使用料や小さな裁断を用意するだけで済むこと、そして接待や返礼品にかかる費用が抑えられるからです。

家族葬は総じて費用を抑えることができますが、あらかじめ複数の葬儀社に見積もりを依頼してどのくらいの費用がかかるのか比較することが大切です。

家族葬まとめ

家族葬まとめ

家族葬は近年になって行われるケースが増えており、家族と親族で行われるので遺族に負担がかからないなどのメリットがあります。

しかし、家族葬は参列者が限定される以上、何もしないまま家族葬を行ってしまうと呼ばれなかった人からクレームを入れられてしまう可能性が高いです。

円満に家族葬を行うためにも、お呼びしない方にはしっかりと訃報通知を行い、家族葬を行う理由を伝えて納得してもらいましょう。

家族葬を行う場合は親族間でもトラブルになるケースがあるため、説得する必要性もあります。

一般的な葬儀と比べて安く抑えられるといったメリットがあるため、興味がある人は是非とも家族葬を検討してみてはいかがでしょうか。

家族葬のまとめ

家族葬は家族や親族などの少人数で行う葬儀
家族葬の費用は一般的な費用よりも安い
家族葬を行う時は複数の葬儀社を比較して選ぶこと
家族葬にお呼びしない方には訃報通知を送る